大人の食育
大人の食育とは?
できるだけ無添加で身体に優しい食品を選ぶ『無添加ライフ』を送って約10年。
調味料や加工品は添加物がなるべく入っていないものを、野菜は農薬や肥料がなるべく使われていないものを選択しています。
野菜にも関心があり、全国の農家さんを約50件訪問し栽培方法を学びました。
自然食品店の野菜バイヤーの経験を活かし、大人の食育の大切さについてお伝えしていきます。
身体を作る食べ物はとっても大事、健康には食事が大事、ということは何となくわかっているものの、情報があふれている現代において、選択肢がありすぎるあまり、どんな食べ物を選べばよいのかわからなくなっている人も多いのではないでしょうか。
また、「食育」は子供に向けて行われるイメージが強いですが、子供にとって本当の食育の場は、学校ではなく最も食事をする機会の多い家庭であると感じています。
大人が本当の食育をわかっていないと、子供に正しい知識や選択肢を与えることはできません。
このブログでは、
・身体に優しい食材選びの方法
・美味しい食材の見つけ方
・ストレスなく楽しい無添加ライフを送るコツ など
誰でもできる、日常生活に取り入れやすい形で「大人の食育」を発信していきたいと思います。
無添加ってなに?添加物ってなに?有機野菜ってなに?・・・
できる限り身体に優しく美味しいものの選び方、食品の裏側についてもお伝えしていきます。
家族のために、子供のために、自分のために、食べ物を知ることは本当に大事。
1日3食と考えて1年間で食事をする回数は1,095回、10年間では10,950回にもなります。
人生でも重要性が高い食事について、見直すのは何歳からでも遅くはありません。
毎日とる食事を適当に食べるのではなく、自分の軸で食べ物を選択できる人が増えるといいなと思っています。
今回は初記事なので、簡単な自己紹介を通して、私がなぜ無添加ライフになったのかもお伝えできればと思います。
自己紹介
現在30歳のOLです。
私は約10年前、実業団に所属しマラソン選手をしていました。
(初マラソンのタイム2時間36分でした。)
初マラソンまではよかったのですが、そのあと故障(疲労骨折)が続き約2年間思うような競技生活が送れず、競技を引退しました。
当時は引退までのシナリオが、自分が思い描いていたものと大きくかけ離れすぎていて、そうなった原因をとことん追求しました。
そこでたどり着いた答えは、故障する身体を作ってしまった”食生活”が原因だったのでは、ということです。
マラソン選手はウエイトコントロールが重要で、カロリーの低いものや、栄養補助食品のようなものを食べて、食べる量を抑えつつ、栄養を取っているつもりになって満足していました。
カロリーゼロの食品は甘みがあるのになぜ0kcalなのか、栄養補助食品はどんな原材料を使用し作られているのか、当時は食品の中身のことは全く考えず、パッケージの謳い文句やデザインなど外側だけを見て食品選びをしていました。
当時の自分を反省しつつ、食べ物に関して調べていくうちに、普段なにげなく口にしているものが何からできているのか、添加物のこと、産地のこと、多くのことを学びました。
食生活の大切さに気付いてから、スーパーで調味料や加工品を購入するときは、原材料を見て買い物するようになり、できるだけ添加物が使用されていない無添加の食品を選ぶようになりました。
食べ物の選択基準が変わると、以前より美味しいものに出会える機会が増えたような気がします。身体の調子もよくなり、太りにくい身体になりました。
本来の食材に近いものを食べると、栄養素が身体に吸収され、心も身体も満足感が得られるので、たくさん食べたのに食欲が止まらないということもなくなりました。
その後、野菜や果物の栽培方法への関心も高まり、栽培方法の違いで野菜の味が変わることを学んだり、野菜が腐る原因、遺伝子組み換え、種のことなど、多くのことを学びました。
野菜を購入する際は、価格が高い安いという価格の判断軸しかなかったですが、野菜を選ぶ軸が数年で大きく変わりました。
全国約50件の農家さんを訪問し、実際に栽培されている畑を見せていただき、農家さんとお話しながら農業のお手伝いをさせていただいたりもしたので、そういった経験も交えて、これからお伝えしていきたいと思います。
食べものの選択肢が増え、美味しく楽しい食生活を送る人が増えますように。